2009/02/26

Esquire休刊に思う。

雑誌Esquireが、残り3号で休刊になるらしい。

また1冊、好き「だった」雑誌が消えてゆく・・・
寂しい気持ちがある一方、ご尤もと感じるのも事実。

数年前まではほぼ毎号のように買っていたEsquireやpen、
本屋でパラパラ眺めはするものの、めっきり買わなくなったもんなァ。

編集者たちからすれば毎号毎号一生懸命だったんだろうけど、
少なくとも俺にとっては、残念ながらすっかり魅力は褪せていた。

雑誌のビジネスモデルを深く理解してるワケじゃないけれど、
読みモノとしてのコンテンツに惹かれて購入する読者や、
その情報発信力・媒体価値を認め、広告を出す企業が
どんどん離れてしまったのが休刊の原因であることは明白だ。

先日、電通が発表した「日本の広告費」によると、
去年は雑誌広告と並んでたインターネット広告がついに今年は抜いたらしい。
これをメディアの変化、と単純に捕らえるのも強ち間違いではないとは
思うけれど、従前のルールを引きずったままで変革を怠ったものが
競争力を失ってしまったというのが本質だろう。

インターネットは無料だし、即時性もあるし、インタラクティブだし、
ユビキタスだし・・・確かに媒体価値としては強烈に魅力的だ。

でも、ネットの拡大により雑誌・新聞が読まれなくなった、
というほど単純なものではなく、
変わらない新聞・つまらなくなった雑誌よりも価値ある情報媒体の1つが
たまたまインターネットだった、ということなのではないだろうか。

そんな中、強烈な個性を放っているGQのような雑誌があるのもまた事実だ。
紆余曲折を経てきた雑誌だし、内容も時に過激で評価は分かれるだろうけど、
少なくとも現在も特定の層をを惹き付ける記事を毎号きっちり構成していると思う。 
電通が新しい企業理念として掲げている 'Good Innovation.'
「人へ、社会へ、幅広い価値をもたらす幅広い変革」 、
求められているのは、そういうことなんだと思う。
同じ轍を踏まないためにも、自分たちならではの
Innovationを起こしていかないといけない。そう、床屋の満足ではいけないのだ。

・・・自戒の念を込めて、weblogとして残しておこうと思う。

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