2009/08/21

Marketing Innovation 2009 ②

講演①BMWのリレーションマーケティング WEBを起点としたマーケティング / 販売モデル
BMW Marketing Division Customer Relationship Management Manager
大和田岳史氏

BMW Efficient Dynamics より少ないエネルギーで、より高い性能を。

1. BMWのメディア戦略 *お客様の購買意欲(モード)に対応したメディア選択

Purchase Fannel 認知 > 興味喚起 > 比較検討 > 意志決定
Contact Point Research

2. 見込客獲得活動 
*Lead Generation
効率的なコミュニケーションのための見込客情報獲得
Tone & Mannerを意識したXross MediaCommunication
Internet, New Media, Traditiona lMediaを連携

*インターネットメディア活用
Global
共通プラットフォームでのWebsiteを運営
SEMや行動ターゲティング広告を積極的に展開

*モバイル活用新たな顧客層獲得に成果が。
PCよりも高い比率で購入に繋がっている

*見込み客獲得とブランドコミュニケーションの両立単純なプレゼントキャンペーンを実施すれば、Lead情報は多く獲得できるかもしれない
但し、しっかりとコンテンツを見て頂き、BMWというブランド・プロダクトをご理解頂いたい

Ex. MSNの事例 Z4のキャンペーン

3. 販売ディーラーとの連携  Retail Integration

せっかく貴重なリクエストを頂き、貴重な情報をご提供頂いた見込客様には、
迅速・的確に対応したい
自動車の販売活動/CRM活動のメイン・プレーヤー
見込客のディーラー紹介 (もちろんPermissionは前提)

Dealer販売支援システムとのデータ連携のメリット
新たな見込客情報は随時Pop UP表示される
ディーラー自社データとBMW
紹介見込み客情報の二重管理
リード情報は自動的にディーラーの見込客データとして生成
既存の見込客データと一致するリード情報は自動名寄せ

フォロー情報を手入力・活動日報に工数…
 
各セールススタッフの活動情報をダイレクトにフィードバック
販売状況は永久的にフィードバック

BMW
ジャパンにおける情報活用
BMW
ジャパンでは、全Dealer・全販売店でのお客様対応状況

4. 効果検証と改善 PDCAサイクル
競争はますます激化…日々の効果検証と継続的な改善が必要絶え間なく、コミュニケーションの精度を上げていかなくてはいけない
メディア測定ツールとDBを活用した多面的な分析
オンラインメディア効果測定ツールと統合顧客データベースの突き合わせにより、
個々のメディアを、量的効果、コスト効率、brah...

5.
管理見込客への継続的なアプローチ Prospect Development
獲得した見込客の内、販売精度の高い…
今、BMWに乗る理由
お客様調査で、購入意思決定に至らない理由として、
輸入車のアフターセールスの品質や維持費が挙げられた
  > 管理見込客にアプローチ   クイズを通して、サービス・クオリティを理解してもらう

6. 今後の展開 Future Planning
改善に終わりはない もっと、もっと効率を上げていかなければならない そして、イノベーションを
リアルな世界でのイベントとのコラボレーション 

Ex.
 ISETAN MENS / TOKYO MIDTOWN / Mori Arts Center Gallery

ディーラー・ウェブサイトとのシナジー
CMSを用いたコンテンツ共有
展示者情報の掲載や試乗車予約システムの構築
オンライン広告のROI最大化


講演2マーケティングROIを重視したHMVジャパン流のone to one マーケティングとは?
顧客分析、プランニングからクリエイティブ制作、
システム構築まで自社で手掛ける背景に迫る

◆HMVジャパン マーケティング本部CRM推進部長 清水俊明氏
EC伸長により、顧客ごとに最適化されたMarketing戦略にシフトする優先度が高まっ
マーケティングROIの観点から従来型のキャンペーンを逓減し、コスト削減しつつ、
ブランドイメージ、顧客満足度は工場させる必要があった

CRM戦略のフレームワーク確立 > 顧客の理解(Analytical CRM)

1. Marketing DB
を活用した顧客分析
2. Data Miningを活用した顧客特徴の理解深化

>顧客との適切な関係構築(Operational CRM)
1. 顧客の理解に基づく適切なコミュニケーション
2. ++++++

CRMに基づくone to oneマーケティングプロジェクト
店舗・オンライン・全てのチャネルにおいてコミュニケーションの最適化を強化
→ CRMに基づくone to oneマーケティングの推進

オファーをプロファイル
パーソナライズドメールの効果高い
・バースデーメール ・アーティストリコメンド

One to One Marketing 導入におけるポイント
顧客データを可及的速やかに増やす仕組み・仕掛けを構築すること
全チャネルを統合したマーケティングDBの構築
外部やIT部門に依存せず、極力自部門で分析すること
分析のための分析ではなく、アクションに繋がる分析・効果懸賞を重視するこ
世の中の定説が自社に当てはまるとは限らない
データの分析、施策立案、実施まで自部門でカバーすること
PDCAを短時間に展開、かつ複数走らせること

One to One マーケティング推進プロジェクト 実際の仕組づくり
◆HMVジャパン IT本部 情報システム開発課長 市川秀樹氏

実践的なステップ
1 「見える化」だけでは販売に繋がらない
2 マーケティングDBの出来がPDCAサイクルで最重要
3 PDCAサイクルの中でもCAを重視する
4 時間を掛けて100%を目指すよりも、短期間で50%
5 限られた時間内で大量に事前分析・予測
6 大量の分析・プロモーションが行える環境を作ることが結果的に成功の早道
7 成功へのテンプレートは存在しない
8 分析者の職責は大量の分析から知見を見つけること
9 扱いやすい高速なDBが成功をバックアップ
10 システム開発は社内開発がベスト

ISID
 電通国際情報サービス
HMV Retail Limited. Japan


パネルディスカッション2

マーケティング・プロセス・デザインを具体化する電通グループの試み

マーケティング・プロセス・デザインとは?
先進のIT基板の活用 × 一歩先の付加価値をもたらすクリエーティビティ
この2つが一体になった取組で、電通Gp6社で課題解決のお手伝いをする

クリエーティビティ = 創造性
創造性は 『過去の経験×意欲』の掛け算 (茂木健一郎)

Sense with Creativity ?
消費者の高度化、市場の成熟化が進展する中、定型的な調査・情報解析から
イノベーションに繋がるインサイトを見出すことはますます困難に

2つの視点でクリエーティビティが必要
・Creative Methods
新しい調査・情報解析手法 行動心理学
「隠れた」情報を掘り出す新しい手法 
・アイトラッキング 
人は意外と意識しないで視線を動かしている 
瞳孔計測による注視度の測定も可能
・GSR(電気皮膚反応)
・表情解析
・脳波
・Creative Driven Research

クリエーティブな仮説を検証していくプロセス

Insight=i2
Intelligence+Imagination

Marketing Innovation 2009 ①

7/16 午後、Marketing Innovation2009セミナー @汐留・電通ホールに参加してきた。

リテールマーケティングの現場で日々格闘する身の自分にとって、
フレームワークの変化を改めて頭の中で整理できたとともに、
BMWやHMVの他社のチャレンジ事例を直接聞くことにより
多くのヒントや気付きを貰えた非常に学びのあるセミナーだった。

後半はお決まりの営業モード(ボランティアじゃないんだから当然だが)だったが、
電通という会社が日本のビジネス界におけるコミュニケーションをどのように
デザインしようと(模索)しているのかも少し垣間見えたような気がした。


開会の挨拶 ◆電通 取締役常務 杉山氏

情報の流通革命・コミュニケーション革命
President Obama Campaign
All of the happen because of You Thank you

Social Media
と Mobileの活用
最も進化したMarketing CampaignとAd Communication
BARACK OBAMAという商品のキャンペーンとして考えるとヒントが見えてくる


パネルディスカッション①

これからのマーケティング 新しいマーケティングプロセスデザイン


◆電通ネットイヤーアビーム社長 及川直彦氏
消費者発信の情報・情報発信者としての生活者 これが当たり前に
コミュニケーションの変化により、新たな勝ちパターンが登場するのではないか

これまでのMarketing
    これからのMarketing

Make&Sell  > Sense & Respond with Creativity


Marketing Process Design
◆電通国際情報サービス 常務CTO 笠健児氏

企業のITテーマの変遷と環境変化
90’s  ERP : Enterprise Resource Planning EDI(受発注)  Giga
00’s PLM : Product Lifecycle Management  Collabolation(共同開発) Tera
Now&On
MLM : Marketing Lifecycle Management Sense
&Respond Peta

経済環境の大きな変化
地球資源が有限である以上、実質経済の無限成長モデルはありえない
市場環境変化に対応して生き延びていく
大量生産・大量販売型から、無駄が少ない受注生産型へ
これからは成長モデルではなく、進化モデル

「進化」がキーワード
まず、環境変化をSense
すること、そして感じたことに応じてRespond(対応)すること
しかし、そこに遺伝子レベルの変化を起こすようなInnovation (Creativity) が伴わなくては
次のジェネレーションに行けない

IMCならぬ、IM3C
3
つのM:感じて対話するMarketing・価値を創るManufacturing・考えるManagement
コミュニケーションテクノロジー(iCT)を軸に有機的に統合するコンセプト

> 企業のコミュニケーション力を強くする技術
> 人と人とのコミュニケーションを補助する技術
ITは人に取って代わるものではなく、補助する技術
人と人のコミュニケーションを支えていくのがIT
> 理系と文系の「知恵の融合」

◆電通執行役員 白土謙二氏

物性品質→感性品質→社会品質
SPDC : Strategic Process Design Consulting
Backcastingという手法
従来の事後対応の連続 Forecasting
手法は非効率・効果小
最終目標を設定 事業仮説 

モノは情報である
クルマという商品も「情報」:製造業はモノと情報を作っている
>お客様も参画できるようになってくる

コミュニケーションデザインではなく、事業そのもの・社会の在り方を
ideas for sustainable business.

ジャンルを革新するのは素人である
それを、感性させるのは玄人である
>素人と玄人の協力関係